放射線治療

先輩患者さんの声をそのまま記載します。

術後の放射線は傷が完治するのと術後病理結果が出てから開始するため、おおむね3週間してからスタートです。

マジックがつくので黒の下着や、マジックがうつってもよいものを選びました。

放射線宿酔になった為、水分を沢山摂取した方が良いとアドバイスをもらいました。ペットボトルの水を持参し照射後、帰宅後に水を飲みました。眠気があり、時間が許せば横になるようにしました。照射初日より眠気がありました。1週間ほどで落ち着きましたが、治療後半にまた眠気に襲われました。

初日は診察とマーキング。翌日の照射初日は料金が少し高め。月~金まで連日で土日休み。
診察日は他の日より少し料金は高め。診察日は胸の音、脇と首のリンパ節の触診があるのでタートルネック以外がオススメ。前開きでなくても良いが、脱ぎ着しやすい服が良い。週に一度放射線医師の診察があり質問できる。それ以外は放射線科の看護師さんに色々聞く事ができました。照射時間は5~6分程度ですが、病院の滞在時間は1時間くらいでした。

腕をバンザイした形(頭の上方に左右にグリップがありそこを握る)での照射になるので、術側の腕が上がりにくくて苦労しました。早めに腕を動かすリハビリをすることをオススメします。

照射部分(20cm×25cmくらい)は日焼けのようになるので、肌に優しい泡ボディソープで優しく洗い、タオルでやさしくトントン拭きましょう。

治療完遂後、暫くは茶色くなってヒリヒリ、ピリピリしていましたが、毎日軟膏を塗るうちに少しずつましになりました。皮が剥けてきた乳頭部分は、敏感になり、肌触りの柔らかいミニタオルを当てていました。絆創膏貼りたくなかったので。
四角く茶色になった部分は、治療完遂後も、泡洗浄剤で手洗いの特別待遇にしています。いつの間にか徐々に色は薄くなっていきましたが、所々日焼け後の皮膚が剥ける様な部分が有りました。
無理に剥かなかったのですが、その下は白かったです。
お肌のターンオーバーは4週間と言われていますが、加齢のせいか5週間位掛かりました。😂
放射線治療中、痛かったのは、皮膚炎の為だけでなく、傷跡の皮膚の下の溶ける糸が悪さをしていたようです。治療完遂後に先生に、処置してもらったら痛みが無くなりました。

先生に処方してもらった「リンデロン」と「保湿性剤」ですが、リンデロンは消炎作用、保湿剤は血行促進作用とのことでしたので、皮膚炎を治すのを優先してリンデロンだけを塗りました。2週間位したらだいぶ治まりましたので、使いきった後、保湿剤のヘパリン類似物質ローションを塗りはじめました。

キャミソールタイプの下着は、肩ひもをズラして、腹巻き状にしておけば、照射終わったらすぐに肩ひも上げるだけで胸をしまえる(?)ので、いい感じです。私が愛用してるのは、ユニクロのカップ無しタイプ。皮膚がチリチリ痛い時、肩ひもがあたるのも気になるので、片方の肩ひもだけ腕を通さず方掛けで着るコトも出来ます。

Q.放射線治療中のアルコールは?
血管が拡張して治療部位の炎症を強めてしまう可能性があり、控えた方が良い?

A.ほどほどなら問題ないかと(医師より)

医療保険や生命保険に手術給付金がついているのに加入していれば、放射線治療で50グレイ以上なら対象になります。
新生物根治放射線照射10倍が該当します。